巨人 大勢がアクシデントで緊急降板 投球時に足を痛めたか 続投も佐野に四球を与え交代 東京ドームがどよめく
「巨人4-0DeNA」(27日、東京ドーム)
八回から登板した巨人・大勢投手をアクシデントが襲った。左足を痛めたとみられ緊急降板した。阿部監督は試合後、「(足が)つりかけた」と明かし、大事を取って降板させたことを明かした。
1死から佐野に2球目を投じた直後、足を痛めたのか表情をゆがめた。ベンチからトレーナーと杉内投手コーチがマウンドへ駆けつけ、球審も心配そうに見つめた。水分を補給し、タオルで顔をぬぐった右腕。そのまま続投となったが、直後の3球目も足を気にする様子があった。
最後は佐野に粘られて四球を与えたところで再びトレーナーがマウンドへ。球審に制止された中、治療のためベンチに下がった。その後、阿部監督が球審に交代を告げ、バルドナードが登場。東京ドームはどよめきに包まれた。
その後、甲斐がスチールを仕掛けてきた代走・三森を好送球でタッチアウトに。筒香を空振り三振に仕留めると、スタンドからは大歓声が降り注いだ。
直後に打線が奮起して吉川の2点適時打などでDeNAを突き放すと、九回は1死一、二塁から守護神・マルティネスが登板。圧巻の2者連続Kで試合を締めた。
阿部監督は試合後、大勢について「あの回は投げきってほしかった」と語り、「大事を取って?そうですね」と説明した。