小木曽喬 首位発進「クラブを引っ張ってこられるように」去年は最終日に崩れ12位 Vで成長アピールだ

 「男子ゴルフ・BMWツアー選手権森ビル杯・第1日」(5日、宍戸ヒルズCC=パー70)

 5年シードが懸かる国内三大大会第2戦はツアー2勝目を狙う小木曽喬(28)=フロンティアの介護=が6バーディー、1ボギーの65をマークして単独首位発進した。2打差2位に堀川未来夢、比嘉一貴、米沢蓮が続いた。68の5位に今平周吾、蟬川泰果、稲森佑貴、伴真太郎らがつけた。前週に初優勝した阿久津未来也と、昨年2位の石川遼は71で39位。前回大会覇者の岩田寛は73の73位と出遅れた。

 “あれから1年”だ。小木曽は昨年大会で、首位に並んで3日目を終えたが、最終日は74と自滅し、12位に終わった。だが、気を取り直して臨んだ翌週のハナ銀行招待(日韓両ツアー共催)で悲願の初優勝を達成。激動の2週間となった。

 その1年ぶりの大会で初日から首位に立った。スイングを見直したのが要因で、今年はクラブを寝かせ気味にすることで「クラブを引っ張ってこられるようになった」という。前週の最終日がうまくいかなかったことで修正に着手。効果はてきめんで、9番では残り220ヤード、5番ウッドで1メートル弱につけた。「ほかにも納得いくショットがいくつかあった」という。今大会で勝てば5年シードなどの特典を得られるが、小木曽にとっては成長ぶりを証明することに意味のある試合でもある。

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