ワッキー 48歳で発症したがん、妻の言葉に救われた「一緒に頑張ろうよ」→セカンドオピニオンも求める

 タレントのワッキー(52)が8日までに更新された千原せいじのYouTubeチャンネル「せいじんトコ」に出演し、48歳で発症したがんについて語った。

 せいじからがんについて聞かれ、ワッキーは「発症したのが48歳。自分で見つけたって言うか」と話し始めた。「のどにしこりが2つできたんです。こりこりして、さすがにおかしいと思った」そうで、最初は耳鼻科で診てもらったという。そこでは分からず、大学病院を紹介してもらい、しこりの組織を調べた。すると3日後に電話があり「結果が早く出たから来ますか?奥さんも連れて来ますか?」と聞かれた。

 結局、当初から予定していた日に1人で病院に行った。いすに座るなり、医師から「これはがんです」「転移しているんです」と告知されたという。元はどこなのか、原発はどこかを突き止めることになり、喉の組織をとって調べたものの分からず、PET検査をしても見当たらなかったため「原発不明がん」との診断がくだった。ワッキーは「まれにあるらしいんです」と述べた。

 1か月後に妻に告げたところ、明るいテンションで「そうなの?」「何がんなの?」「一緒に頑張ろうよ」と受け止めてくれたそうで、感謝の面持ちで語った。その後、妻の知り合いにがん関係の医者がいたそうで、連絡して聞いたところ「原発不明がんは珍しい。セカンドオピニオンを求めた方がいい」と助言を受けた。詳しく調べた結果、中咽頭がんであることが判明した。

 入院すると、がん患者たちが歓迎会を開いてくれ、皆明るかったという。ワッキーは「オレも明るくいかなきゃ」と決意し、「オレはなんでがんになったのか?なんでこの病棟に来たのか?」と自問自答を繰り返した。考えに考え、「オレは芸人として、この病棟を明るくするために来たんだ」と思い至った。この言葉にせいじは「かっこいい。初めてかっこいいと思った」と感心した。

 ワッキーはできるだけに周囲に話しかけ、ちょっと笑いを届けるように心がけたという。

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