藤島ジュリー景子氏のインタビュー本が7月発売 嵐、ジャニー氏、メリー氏、廃業など半生を肉声で明かす

 早見和真氏「ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間」(新潮社)
 早見和真氏「ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間」(新潮社)
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 元ジャニーズ事務所代表取締役社長・藤島ジュリー景子氏へのインタビューをまとめた単行本「ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間」(新潮社)が7月18日に発売されることが10日、版元の新潮社から発表された。

 小説家の早見和真氏がジュリー氏に合計47時間のロングインタビューを行い、嵐との出会いと活動終了、叔父ジャニー喜多川氏のこと、母メリー氏との確執、廃業など、旧ジャニーズ事務所の内情とジュリー氏の半生が本人の肉声で明かされている。

 この日、新潮社の公式サイトに、敢行されるに至った経緯を記した、本文の冒頭約50ページ分が公開された。

 早見氏は「アルプス席の母」、「ザ・ロイヤルファミリー」、「イノセント・デイズ」、「店長がバカすぎて」、「笑うマトリョーシカ」などで知られる小説家で、本書の刊行にあたって次の通りコメントしている。

  ◇  ◇

 旧ジャニーズ事務所の性加害問題で批判を一身に浴びた、藤島ジュリー景子とはどんな人物なのか? 叔父・ジャニー喜多川との、母・メリー喜多川との関係は? 当時の所属タレントに何を感じているのか? 二人三脚で歩んできた「嵐」に対する思いとは? 何よりも一連の「出来事」を彼女はどう捉えているのか──。

 これまで語られてこなかった事実を、ファンや読者に伝えられるのではないか。それが今回、40時間を超えるインタビューに臨んだ一番の理由です。

 ジュリー氏一人の声だけを記すという行為には恐怖心がつきまといました。それでも、この本には間違いなく彼女の目に映っていたものが、過去と未来が、そして贖罪への思いが記されています。

 読者のみなさまに、等身大の彼女が、その息遣いが伝わることを願っています。

  ◇  ◇

 なお、本書の目次は次の通り。

  ◇  ◇

藤島ジュリー景子の手紙

序章--ファーストコンタクト

一章 「人生をどこからやり直したいですか?」

二章 「『家族』という単語から何を連想しますか?」

三章 「ジャニーズ事務所で働き始めた経緯を教えてください」

四章 「『嵐』との出会いについて」

五章 「母・メリーさんはどんな人でしたか?」

六章 「結婚がもたらしたものは?」

七章 「『事務所内に派閥がある』という意識はありましたか?」

八章 「あの『週刊文春』について。あの『SMAP×SMAP』について」

九章 「ジャニー氏の亡骸を前に感じたことは?」

十章 「『知りませんでした』の言葉を信じることができません」

十一章「性加害を認められた理由はなんですか?」

十二章「ジャニーズの看板が下りた日、感じたことは?」

終章--ラストインタビュー

追記--『嵐』活動終了の発表を受けて

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