山尾志桜里氏に女性記者から「不倫について男性以上に女性が厳しく追及されるの疑問」長々質問に「大事なご指摘」
今夏の参院選比例代表で国民民主党から立候補する元衆院議員の山尾志桜里(しおり)氏(50)が10日、千代田区・衆議院第一議員会館内で出馬会見を行った。
会見では2017年に「週刊文春」で報じられたW不倫について、参加した記者から追及を受けた。山尾氏は、当時の行動を「未熟だった」と謝罪しながらも、不倫の事実については「8年前に申し上げたことが事実」とあらためて否定。そして「今、新たに言葉を紡ぐ、具体的に話をするのは大変申し訳ないが、さまざまな人のご事情があるのでご容赦いただきたい」とした。
その中で一部女性記者からは「今の男性陣の質問を聞いていても、玉木代表の不倫以上に厳しいものがあると感じた。私は山尾さんを尊敬しているので、男性以上に女性が厳しく追及されるのは疑問に思うが、素晴らしい政策は応援している。世論調査では、不満を感じているのは、会見しなかったことや、傷ついたり亡くなった人に対してどう思っているのか。言いづらい部分かもしれないが、そこを見て判断したいという人もいる。話さないと決めていると思うが、もう少し踏み込んで話してください」と長い質問も。
山尾氏は「大事なご指摘だと思います」とした上で「そんな中で、これ以上、私が何かを言うことで、いろんな思いを持っている方、いろんなご家庭、いろんなご事情にご迷惑をおかけしたり、さらに傷つけてしまったりすることはどうしても避けたいです」と説明。そして「なかなかこの件について、新しいことを話すのではないか、新しい事実をしゃべるのはと思っている人もいるかもしれませんが、すみません」と続けた。