俳優でタレントの川平慈英（６２）が１４日、都内で行われた映画「惑星ラブソング」の全国公開記念舞台あいさつに、主演の曽田陵介、秋田汐梨、八嶋智人らと出席した。

　コミカルで明るいイメージのある川平は、今作では悪役を演じており、詳細については明言を避けながらも「明らかに楽天カードマンとは全く違うキャラクターです」とおなじみの自身が演じるＣＭキャラクターに触れてユニークに紹介。八嶋は思わず「良いの持ってんなぁ」と反応すると、川平は「使わせていただきました」と笑った。

　「未来への思い」を込めた作品にちなみ、１０年後の自分に向けたメッセージを問われると川平は「（１０年後は）７３になる年ですね」とはつらつと語り、その上で「生きてますか？」とぽつり。八嶋から「大丈夫、ヘパリーゼ飲んでるから」と再度、出演しているＣＭの商品に触れられると「ムムッ！」と反応し「１０年後、楽天カードマンでヘパリーゼ売り続けているのかっていうのがありますけど」と笑いながら「いつもスマイルの絶えないおじいちゃんになれてたら」と続けた。

　今作は終戦８０年になる２０２５年の広島を舞台に、アメリカ人観光客と広島の若者たちが出会い、過去と現在が交錯する「平和」をテーマとした物語。