「正直不動産」が映画化 山下智久「“正直”旋風を巻き起こせるよう」福原遥「今から撮影が楽しみ」

 俳優の山下智久(39)が主演したNHKドラマ「正直不動産」が映画化され、来年公開されることが16日、分かった。22年4月期に放送されると、反響の大きさからスペシャルドラマを挟んで続編「シーズン2」も製作され、今年もスピンオフのスペシャルドラマを放送。現代を生きる人々が働く活力をもらえる、痛快ビジネスコメディーシリーズとなっている。業界の裏側を痛烈に皮肉ったテレビ版と同じく、山下が福原遥(26)と最強コンビを結成し、映画界に旋風を巻き起こす。

 ひょんなことからウソがつけなくなってしまった不動産営業マン・永瀬財地(山下)が、ついにスクリーンへ飛び出す。

 「千の言葉のうち真実は三つしかない」という意味で千三つと言われる不動産業界。わがままな顧客の要望、一癖も二癖もある資産家の大家たち、次々と巻き起こるトラブル、ライバル会社としのぎを削る闘いに、正直さと誠実さだけを武器に立ち向かう主人公を演じる山下は「皆さんの応援のおかげで映画化が実現し、とてもうれしく思います」と喜んだ。

 日本映画への出演は8年ぶり。「シーズン1、2を経てさらに成長した個性豊かなキャラクターたち、そして不動産を通して客と織りなす愛と友情。クスッと笑えるちょっとしたファンタジーです。いつもの仲間とまた一緒に現場で同じ時間を共有できる事が楽しみです。自分たちの空気感を大切にしながら、新たな挑戦をしていきます!」と、今まで通りの自然体を強調しつつも、さらなる進化を誓った。

 また、「今回は演技とは別の、とある事にも関わらせてもらったので楽しみにしていてください」と“秘策”もアピール。4月で40歳を迎え、公開される26年は芸能生活30周年と節目が続く山下は「劇場版でさらなるパワーアップを遂げて“正直”旋風を巻き起こせるように、原作の持つ深いメッセージやキャラクターの魅力をどのように表現するのか大切に話し合いながら撮影に励んでまいります」と、気合十分に語った。

 後輩の若手社員・月下咲良を演じる福原は「また月下としてあの世界に戻って来られると思うと、今から撮影が楽しみで仕方がありません」と高揚感を隠せず。「すてきな作品をお届けできるよう全力で挑んで参りたいと思います!」と意気込みを述べ、山下との再タッグが待ちきれない様子だった。

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