米大リーグ・ドジャースの地元中継局「スポーツネットＬＡ」の専属リポーターであるキルステン・ワトソンさんが１８日、ＴＢＳ系「日曜日の初耳学」にロサンゼルスから中継で出演。大谷翔平や山本由伸らのインタビューについて語った。

　ドジャースの選手や監督、スタッフから厚い信頼を置かれているワトソンさん。インタビューについて「いろいろな個性の選手がいる。選手の中には自分のことを話すのが得意じゃない人もいるので、どうしたら気持ちよく答えてもらえるか、考えています。時には、チームについてまず質問し、次に他の選手のプレーについて聞いてから、個人的な質問をするようにしています」「大切なのは敬意をもってインタビューすること」と話した。

　大谷とは昨年入団してから「全ての試合に同行しているので、シーズン入って２カ月後ぐらいには、とてもいい関係ができたと思います」と笑顔。大谷については「とっても面白くて、すごく優しいの」。また、昨年２月、大谷が結婚を発表した直後の合同取材で、ワトソンさんが結婚について触れず、野球の話だけ質問したことについては「大谷選手が事前に『プライベートを大切にしている』と伝えてくれていたんです。だから私はインタビュー前にお祝いの言葉を伝えました。すると素晴らしい女性と出会い結婚したことを伝えてくれました。だから私は野球の質問しか考えられませんでした」と説明した。

　ワトソンさんは米国の超エリート大学であるコロンビア大出身で、同大のバレーボール選手としても活躍。２０年にはミス・フロリダ準優勝という経歴の持ち主。