「ドジャース－ヤンキース」（３０日、ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手が初回の第１打席で初球先頭打者本塁打となる２１号ソロ放った。

　ここまで７勝の左腕、フリードの初球だった。１５０キロを仕留めた打球は中堅左へ飛び込む同点ソロとなり、本拠地が一気にわきかえった。

　ヤンキースのジャッジが初回、いきなり先制弾を放った直後。やり返すように今季７勝０敗の難敵左腕、フリードから一発を放った。

　ＮＨＫ－ＢＳの実況では「あちらが打てばこちらも打ちます。ちょっとびっくりしましたね」と言えば、メジャー経験者で解説者の田口壮氏も「誰もが望んでいる展開ですね。すごいですね…」と言葉が続かず、「（フリードも）まさか、と思っているはずです。一回の表裏で見る価値ありましたね」と驚きを隠せなかった。

　ドジャースタジアムもしばらくどよめきが収まらない異様な雰囲気となった。