土壇場二盗は大谷翔平の判断 ロバーツ監督も絶賛「賢明な賭けだったし、素晴らしいスタートを切った」大逆転サヨナラ呼ぶ大激走
「ドジャース5-4ホワイトソックス」(2日、ロサンゼルス)
ドジャースが2点を追う九回に3点を入れ、大逆転サヨナラ勝ち。3連勝とした。
決勝点を呼び込んだのは大谷の足だった。九回の第5打席は無死満塁で二ゴロに倒れたが、快足を飛ばして一塁へ。二ゴロ併殺崩れの間に1点が入り、なお1死一、三塁と好機が続いた。
ベッツの犠飛で追いつき、なお2死一塁。大谷がここで仕掛け、スミスの打席で二盗を成功させた。スミスが四球で2死一、二塁となり、フリーマンの一打で激走の大谷が生還した。
投手復帰もあり、大谷の盗塁は5月20日・ダイヤモンドバックス戦以来38試合ぶり12個目。ロバーツ監督は試合後の会見で、大谷の二盗について「彼にはグリーンライト(自分の判断で盗塁)を与えていた。得点圏に進むチャンスだと思った。だから、あれは賢明(計算された)な賭けだった。翔平は素晴らしいスタートを切ったし、いいプレーだった」と絶賛した。