C大阪・北野5戦4発 20歳の若武者また魅せた「俺が勝たせるという思いが強くなってきている」

 「明治安田J1、C大阪1-1名古屋」(8日、ヨドコウ桜スタジアム)

 C大阪はMF北野颯太(20)が今季4点目を挙げたが、名古屋と1-1で引き分けた。名古屋と新潟は開幕5戦未勝利。

 絶好調の若き点取り屋の一撃に、桜色に染まったホームスタンドのサポーターが熱狂した。前半追加タイムの49分。エリア内に切り込んだFW中島の折り返しに、MF北野は勢い良く走り込んでいた。冷静に右足を振り抜き、先制弾をゴール左下に突き刺した。

 アカデミー出身の20歳が開花した。プロ1年目の22年から昨季まで、リーグ戦では計49試合で4得点だったが、今季は開幕戦のG大阪戦で2得点を挙げるなど、5戦を消化してすでに4得点。この日3得点を挙げた鹿島のレオセアラに得点ランキングトップの座を明け渡したとはいえ、「個人的なところでは調子が良い」とノリノリだ。

 ただ、チームは後半も猛攻を続けたものの、追加点を奪えず。同40分には痛恨の同点弾を被弾した。リーグ最下位に沈む名古屋に勝ちきれず、今季ホーム初勝利はお預けどころか、開幕戦の勝利以降は2分け2敗と勝ち星が遠い。北野は「チームを勝たせるゴールを取りたいし、もうそういう立場だと思う。俺が勝たせるという思いが強くなってきている」と攻撃の要としての自覚を込めた。

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