阪神・坂本 初球宴で巨人・阿部監督から学ぶ 捕手の極意「たくさん聞いてみたい」
阪神の坂本誠志郎捕手(31)は7日、初出場となる球宴で全セを指揮する巨人・阿部監督から捕手の極意を学ぶと意気込んだ。ライバル球団の指揮官とはいえ、じっくり話せる貴重な場にもなる。幼少期からマスクをかぶる背番号10の姿は目に焼きつけてきた。
「同じ捕手というポジションで機会があればお話もして、いろんなことを聞けたらいいなと思います」
吸収したいのは技術だけではない。「捕手というのは気持ちとか考えることもたくさんあると思う。何に限らず、聞けることはたくさん聞いてみたい」。選出に感謝し、祭典でも自身のレベルアップを図る考えだ。
今季は63試合に出場して、打率・251、1本塁打、14打点。主戦捕手として、投手陣を支えている。球宴では他球団の投手を受ける機会にも恵まれる。「本当に誰とかも全くない。ただ純粋にその場面、雰囲気を楽しみたい。受けさせていただけるなら、精いっぱい心を込めてボールを捕りたい」。夢の舞台でも、坂本の野球人としての哲学は変わらない。
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