オリックス・広岡 妨害意図「ない」→走路がズレた理由も説明 打球直撃の「石井投手が心配」
「阪神1-0オリックス」(6日、甲子園球場)
後味の悪い敗戦となった。延長十回にサヨナラ負けが決まるとオリックスナインはぼうぜんとグラウンドを見つめた。
九回無死一塁。西川の二ゴロでオリックス・広岡大志内野手(27)が二塁に滑り込んだ。その際、中堅側でボールを受けた遊撃・小幡と交錯。リプレー検証で守備妨害と判定され、二塁封殺と打者走者もアウトとなった。
試合後、広岡は妨害する意図はなかったと説明。「土のグラウンドなのでゴロで何があるか分からない。すぐに三塁へ行けるように、少し見た時に、少し膨らんでしまった。僕も二遊間をやっていて、選手に(スライディングを)行くのはダメって分かっているので、そういう気持ちは一切ない」と話した。直前には自身が放ったライナーが石井の頭部を直撃。「石井投手が心配です」とうつむき、帰途に就いた。