大阪B 圧倒ストレート勝ち発進!西田チーム最多13得点 「ここで勝っていくことが自分たちのやるべきこと」

 第3セット、得点し喜ぶ大阪B・西田(右端)ら=撮影・石井剣太郎
 試合に勝利し喜ぶ西田有志(前列左から2人目)ら大阪Bの選手ら(撮影・石井剣太郎)
 第2セット、サーブを打つ大阪B・西田有志(撮影・石井剣太郎)
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 「バレーボール男子・アジア・チャンピオンズリーグ、大阪B3-0シグナルHDスパイカーズ」(11日、パナソニックアリーナ)

 開幕して1次リーグを行い、B組の大阪BはシグナルHD(フィリピン)に3-0で勝ち、白星スタートを切った。日本代表のオポジット西田有志がチーム最多の13得点の活躍で、快勝に貢献した。A組のサントリーもクイーンズランド(オーストラリア)に3-0で勝った。大会は12チームが参加し、日本からSVリーグの2チームが出場。1次リーグは4組に分かれて争われ、各組2位までが15日からの決勝トーナメントに進む。

 初戦から大阪Bの強さが際立った。フィリピン代表が集められた相手クラブを寄せつけず、ストレート勝ちと圧倒。西田は自身初のACLでその剛腕を鳴らし続け、アジアに存在感をアピールした。

 左腕から繰り出されるサーブ、スパイクは圧巻。今大会限りでチームを退団するセッター永露との連係は抜群だった。第1セットは6-2からバックトスに合わせて初得点を挙げると、徐々にエンジンが掛かり始め、サービスエースも決めた。相手が対応し切れない剛球を連発し、チーム最多の13得点を記録した。

 大阪Bは、初代王者を目指したSVリーグのプレーオフ準決勝で2連敗。無念の敗退を喫したが、エースは「持ち直していくことは非常に難しいけど、ここ(ACL)で勝っていくことが自分たちのやるべきこと」という。アジア王者という次の目標に向けて、モチベーションを保ち続けた。

 初戦は快勝したが、海外勢の未知の力に油断はできない。「高さとパワーで勝負してくるチームも多い。日本人選手への対策とは変わる部分がある」と冷静に分析し、気を引き締め直した。

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