ＡＫＢ４８が３１日、幕張メッセで開催した「東京握手会」イベントで結成２０周年記念シングルとなる６６枚目シングル（タイトル未定）を８月１３日に発売することを発表した。センターは小栗有以（２３）が務め、レジェンドＯＧメンバーとして前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、指原莉乃が参加することが決定した。

　１２月８日に２０周年を迎えるＡＫＢ４８の記念シングル。選抜メンバーは２２人で初選抜の１８期生・新井彩永（１９）を含む現役メンバー１１人に加え、ＯＧメンバー４人が参加する。さらに海外姉妹グループであるＪＫＴ４８など７グループから各１人ずつ海外メンバーも史上初めて参加する。

　同作では海外姉妹グループが拠点を置く７地域にて現地語バージョンでもリリース予定。シングル表題曲にＯＧメンバーが参加するのは、１０周年記念シングルとしてリリースした４３枚目シングル「君はメロディー」（１６年３月）以来となる。

　全盛期のセンターだった前田も自身の原点となったグループのために力となることを決意。「過去のＡＫＢ４８をまねするとか追いかけるとかではなく、自信を持って新しいＡＫＢ４８を作っていってくれたらうれしい」と期待を込めた。「ＡＫＢ４８　２０周年応援総団長」に就任している高橋は「２０周年というお祭りを爆発させて、今のＡＫＢ４８が改めて注目されてほしい」と語り、すでに２０周年記念全国ツアーでもＯＧ出演を働きかけることを明かしていた。

　センターの小栗は２０周年記念シングルを「『恋するフォーチュンクッキー』みたいに代表曲と言えるような曲に育てていきたい」と言う。今回参加する指原は同曲オリジナルのセンターだった。再び世間に浸透するような楽曲となることに期待が膨らむ。