【競輪】平塚G3 南関勢の結束力の高さを見せて地元の郡司浩平が平塚記念2回目の制覇

 「湘南ダービー・G3」(13日、平塚)

 地元の郡司浩平(34)=神奈川・99期・SS=が、赤板から突っ張り先行した深谷知広(静岡)に乗って最終バックから番手まくりを放ち1着。4月の川崎記念に続く通算25回目のG3制覇を果たした。平塚記念は2回目。2着は郡司後位の和田真久留(神奈川)、3着には山口拳矢(岐阜)が入った。

 南関勢の絆で郡司が71周年以来の平塚記念制覇を果たした。初手は郡司自ら前を取り、南関勢は前受けを選択。この時点で前を走る深谷の気持ちは決まっていた。「深谷さんに任せていたけど、それにしてもすごかった。4車ですし、その気持ちをくみ取ってバックから行かせてもらった」と話すように、赤板から全開で踏んだ深谷を目標にバックで番手まくり。ゴール前は3番手の和田に迫られるも振り切った。

 今後もこの南関勢の連係は続いていく。「決勝の深谷さんだったり、SSなのに4番手を固めてくれる岩本(俊介=千葉)さんのこと、自分に何ができるのかと準決の夜に考えました。今後は自分もそういう役割を果たしていきたい」とこの優勝は感慨深いものになった。今後も南関勢の仲間たちと大舞台で存在を示していく。

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