【競輪】宿口陽一が同県の先輩・平原康多の引退に「人として正してもらった」

 関東の競輪界を引っ張ってきた平原康多(埼玉)の引退が明らかになった。同県の後輩で平原を慕っていた宿口陽一(41)=埼玉・91期・S1=が全プロ記念競輪に参戦している青森競輪場で心境を明かしてくれた。

 「ダービーが終わって2日後に食事をする機会があって、その時に報告がありました。心の準備はしていたけど、いざきょうになると、さみしさがこみ上げてきました。競輪選手としてもそうですけど、人として正してもらいましたし、果てしなく遠かったけど、ずっと背中を追いかけてきました。本当は最後に平原さんと連係したかったけど、それができなかったのは自分のせい」と振り返る。

 「ただ、最後(G1・日本選手権最終日9R)のレースが吉沢(純平)との連係というのはドラマがありますよね。関東の自力として引っ張ってきた2人ですし、その時は引退するなんて思っていなかったけど、鳥肌が立ちました。今すぐ、平原さんのように埼玉を背負うなんてことは言えない。でもそういうところに近づけるように、自分自身を成長していきたいです」と話した。

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