【ボート】まるがめSG 滑り込み出場の山崎郡が道中で気迫の粘り 結果でファンへ猛アピールを図る
「ボートレースオールスター・SG」(28日、まるがめ)
気迫あふれる走りだった。山崎郡(35)=大阪・112期・A1=は2日目4R、3コースから4着。2周2Mで艇をぶつけられる不運に見舞われたが、最後まで3着争いに食らいついた。「初日は粘れなかったので調整を変えていきました。初日ほどの伸びはなかったですが、レース足は良かった」とまずまずの手応え。好エンジンの気配がある土屋智則(群馬)を道中で追いかけ回したように、実戦足がキラリと光った。
4年連続4回目の晴れ舞台。ただ、得票数2229票は全体47位で、初日の開会式では「ギリギリで滑り込むことができました」と話していた。ファンへのさらなるアピールへ「結果が全て。もう少し大きい舞台で活躍できるように精進していきます」と目をギラつかせた。大阪は松井繁、石野貴之、上條暢嵩だけじゃない。3日目は山崎のド執念に期待だ。