総合格闘家の朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）」の第１６回大会（７月、大阪）に向けたオーディションに密着した模様が２７日、「ＡＢＥＭＡ格闘技」のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル配信された。最強の呼び声高い“孤高の闘神”飯田将成が、強面ラッパー、ＳＡＴＯＲＵの煽りと暴挙に怒り狂う姿が話題となっていたが、会場外でも怒りが収まらず、ＳＡＴＯＲＵの方に向かっていく様子が放送された。

　飯田は怒声を発することはなかったが、鬼の形相でＳＡＴＯＲＵの方の控室に向かおうとする姿が。細川一颯のほか、セキュリティスタッフ７、８人に囲まれながらも何度も突破を試みた。「１回落ち着いてください。飯田さん、飯田さん、本当にお願いします！本当に、冷静になりましょう」と呼びかける姿が。最後は細川に促される形で車に乗り込んだ。

　コメント欄では「ＳＡＴＯＲＵ、ぼこぼこにされるぞ？」、「飯田さんあぶなっすぎる」と反響が寄せられていた。

　オーディションでは会見方式で行われ、ＳＡＴＯＲＵは「意気込みっていうか、マジで負ける気しないね、コイツに。クソゴミが。俺の覇気でやられちまってるよ」と煽るが、飯田は「言いたいことは前回言ったんで。試合で倒すだけですね。ボコボコにします」と言葉少な。記者質問でＳＡＴＯＲＵを何かに例えると？と問われ、飯田が「うんこ」と答えるなどかみ合わない展開が続き、ＳＡＴＯＲＵのイライラが頂点に。その後のフェイスオフではにらみ合いから、ＳＡＴＯＲＵが額を押しつけると、飯田が突き放し「触んなオラ」と怒り。直後にＳＡＴＯＲＵが「ゴッ！」と音が鳴るほどの頭突きを見舞い、両者が激しいパンチが飛び交う衝撃の乱闘に。溝口ＣＯＯらが止めに入る展開となり、現場は騒然となった。ＳＡＴＯＲＵは「ガキが。たかだか２時間くらい待ったくらいで帰りてぇってビビりやがって腰抜けが。分かってんだよ、てめぇがヘボだってよ」と煽り散らかした。

　溝口ＣＯＯは「もういいよ、ＳＡＴＯＲＵ」と止めたが、ＳＡＴＯＲＵは止まらず「おめえ、引退かけて俺とやれよ」と挑発。鬼の形相の飯田は「お前に負けたら引退してやるよ！」と受けて立っていた。