孫興民 父と弟が経営するアカデミーで暴力行為 処分受けるも父のみ再審で取り消しへ

 英プレミアリーグ・トットナムのキャプテン・孫興民(ソン・フンミン=32)の父で、SONサッカーアカデミーを経営している孫雄政(ソン・ウンジョン=62)監督と兄のソン・フンユン(36)コーチ、ほか1人のコーチが昨年6月、所属選手の保護者から児童福祉法違反の容疑で告訴され懲戒処分を受けていたが、再審により孫監督については取り消されたと29日、現地メディアのNews1などが報じた。

 記事によると、江原(カンウォン)特別自治道体育会スポーツ公正委員会は28日、孫監督の出場停止3カ月処分を取り消したという。しかし、ソン・フンユンコーチ(出場停止6カ月)とほかコーチ(出場停止3カ月)に対しての再審請求は、棄却されたと伝えた。

 これに先立ち昨年3月、当時サッカーを教わっていた男子中学生が沖縄遠征の際、練習試合で負けたことを理由にコーチらから殴られ、出血したと主張。孫監督からは、頻繁に罵声を浴びせられたり、襟首をつかまれたりしたと、言及していることが報じられた。

 スポーツ公正委員会は「孫監督の行為は、韓国サッカー協会の指導者登録以前の事であり、関連規定を適用することができない。そのため、江原道サッカー協会スポーツ公正委員会の下した懲戒処分を取り消す」「コーチ2人に対する再審請求は、スポーツ倫理センターの審議決定書に基づき、適法に議決した懲戒事項として、却下することを決定した」と明かしたことを伝えた。

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