浦和、クラブワールドカップ前最終戦で逆転勝ち締め 勢いつけ米国へ 優勝賞金は最大187億円超
「明治安田J1、浦和2-1横浜FC」(1日、埼玉スタジアム)
浦和はMFサミュエル・グスタフソン(30)の2得点で横浜FCに逆転勝ち。6月中旬から約1カ月間、米国で開催される「FIFAクラブワールドカップ(CWC)2025」前最後のリーグ戦を白星で飾った。
前半43分に先制を許すも、後半8分にカウンターから最後はMFグスタフソンがネットを揺らし同点に追いつく。さらに同38分にはコーナーキックからのこぼれ球に反応したグスタフソンが再びゴールを奪い勝ち越した。この1点を守りきり、4試合ぶりの勝利。勝ち点34とし、得失点差で柏を抜き3位に浮上した。
浦和は日本時間6月15日から米国で開幕するCWCに出場。18日にグループステージ第1戦でリーベル・プレート(アルゼンチン)と、22日に同2戦でインテル(イタリア)と、26日に同3戦でモンテレイ(メキシコ)と対戦する。突破した場合、ラウンド16からトーナメント形式となり、決勝戦は7月14日に行われる。全32クラブの頂点を目指す。
浦和は同大会に過去3度出場(2007年、17年、23年)。出場クラブ数などレギュレーションに違いはあるが、最高成績は07年大会の3位となっている。
国際サッカー連盟(FIFA)によると、同杯の優勝賞金は最大1億2500万ドル(約187億5000万円)。賞金総額は10億ドルだという。内訳は、成績に応じた部分が計4億7500万ドル。1次リーグの1勝で200万ドル、1分けで100万ドルを得られ、勝ち進むごとに賞金は増える。大会参加によって得られる賞金は計5億2500万ドルに上り、浦和は955万ドルを獲得する。